運輸業向けAIソリューション

はじめに

アラヤは既存技術とお客様に合わせた個別開発を組み合わせることで、業務で“本当に使えるAI”を実現し、お客様の業務課題を解決します。
ここでは、鉄道・海運・航空などの運輸業向けのAIソリューションの例についてご紹介します。

※物流業(運送業)向けのソリューションはこちらをご覧ください。
※道路計画・都市設計/計画向けのソリューションはこちらをご覧ください。

運輸業の課題1:車両・駅等の点検の品質向上・効率化

外観検査

運輸業には、鉄道車両・船舶・航空機自体の点検や、駅・線路・トンネル・港・空港等の施設の点検業務があります。それぞれ、構造物自体や部品にサビが無いかや、コンクリートにひび割れや腐食が無いかなどの膨大で詳細な点検項目があります。
このような点検作業は、一部自動化が進められているなかでも、その作業の複雑さなどから汎用的な検査ツールで対応できないものが多くあります。その場合、作業員のスキルに依存するため、作業の品質を一定以上に保つのが困難であったり、作業自体が属人化されてしまったりすることがあります。

これらの課題に対し、アラヤの画像認識AI技術により、作業の自動化を実現します。
例えば、構造物や部品のサビ・傷、コンクリートのひび割れ・腐食、水漏れなど、従来は人が目視で確認・検査していたものを、AIが正常/異常判定をしたり、異常の種類ごとに分類したりすることができます。

運輸業の課題2:駅等における不審物・不審者等の検知

運輸業におけるAI活用

駅・線路・港・空港等の施設は広大であるため、不審物・不審者などがないかの監視が必要です。また、最近は、感染予防のために人が密集していないかの把握なども求められます。一方で、人の目によって常に監視・警備することは困難です。

これらの課題に対し、アラヤの画像認識AI技術により、業務の効率化を支援します。
例えば、監視カメラから、不審物や忘れ物、不審者・転倒者・迷子、人の密集箇所などの検知を行うことも可能です。

関連デモ動画

・以下の動画は交差点付近の車・歩行者・バイク・自転車をAIが認識している様子です。歩行者・バイク・自転車は、交差点エリアに侵入すると黄色の、さらに車両と接近すると赤色の網かけがされています。
この技術を施設内の監視カメラに適用することで、不審物・忘れ物・不審者などを検知してアラームを出すことなどが可能です。

まとめ:運輸業でAIの導入をご検討中の方へ

運輸の現場へのAI導入については、ぜひアラヤにご相談ください。AI開発のご経験がある方にも、初めてAI開発に携わる方にも、丁寧な提案・説明を心がけております。