2023.12.19 お知らせ

写真を作家の画風に加工できるAIカメラアプリ「ExpAInter」を12月限定で公開。画家の真田氏と開発。

 人工知能(AI)やニューロテクノジーの研究開発・ソリューション提供を手掛ける株式会社アラヤ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:金井良太、以下「アラヤ」)の社内ラボVisionary Labは、作家・真田将太朗氏の画風を学習したAIで、撮像した写真を加工するAIカメラアプリ「ExpAInter」の開発し、2023年12月の期間限定で特別公開しました。
URL:https://expainter.vl.araya.org

■ExpAInter開発の背景

 Visionary Labでは画家・真田将太朗氏と彼の作品を学習したAIとのコラボレーションを通じて新しい創作の形を追求しています。昨今、人が描いたものと見間違える絵を一瞬で生成するAIが次々と登場しています。過去のデータを元に瞬時にアウトプットする生成AIに、創作の担い手は完全にとって代わってしまうのか、依然議論が続いています。我々は創造性は創作物だけでなくその過程に宿ると考え、生成AIを利用して創作プロセスを革新するツール「ExpAInter」を開発しました。この度、より多くの方に体験していただくため、その一部をカメラアプリという形に仕立てなおし、12月限定で公開しました。
ExpAInterアプリは撮った写真の任意の部分を真田氏の画風に沿って描画するツールです。写真の特定の部分を画像認識で識別し、学習モデルが彩っていきます。生成AIとアーティストの共創を手軽に感じられ、新たな創作体験を提供します。スマホで撮った写真が画面上のタップ一つで真田氏の作風を反映した“作品”へと変わるプロセスをお楽しみいただけます。

操作フロー

プロジェクトページ : https://vl.araya.org/painter

■画家・真田将太朗


2000年 兵庫県⻄宮市生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科美学専攻4年に在学。風景を極度に抽象化する大型絵画を制作する傍ら、人工知能を用いた絵画創作による美学研究を実践する。2022年 藝大アートプラザ賞、Art Olympia 2022 入賞、GEIDAI ART FES 2022 選出、ART students STARS vol.1/vol.2 連続選出、寺田倉庫 WHAT CAFE EXHIBITION 選出をはじめ、受賞・選出歴多数。藝祭2021実行委員⻑。「Google Japan × Z世代アーティスト」第1弾アーティスト。JR東日本より指名で、JR⻑野駅に10mの大壁画が半永久的常設展示。
https://shotaro-sanada.com/

■「Visionary Lab」とは

<活動内容>

 Visionary Labでは「空想に輪郭を。」をコンセプトに掲げ、将来実現し得る日常の一コマを、研究開発途中の技術などの最新技術を利用しながら体験化する組織です。体験を通して感じたこと、技術的な課題を発信し、リサーチャー、エンジニア、アーティストや企業など様々な方々とコラボレーションを行いながら、イベントやプロダクトとして多くの人に新しい体験を届けていきます。

■コラボレーションパートナーの募集

 Visionary Labでは、AIやニューロテクノロジーを利用して新しい体験を創る、または届けるための協業や共同研究等を実施していただけるコラボレーションパートナーを募集しております。興味を持っていただいた方は是非お問合せ下さい。
お問合せ先:https://vl.araya.org/#contact

【会社概要】

会社名:株式会社アラヤ
代表者:代表取締役 金井 良太
設 立:2013年12月
所在地:東京都千代田区神田佐久間町1-11 産報佐久間ビル6F
URL: https://www.araya.org/
事 業:ディープラーニング、エッジAI、自律AI、ニューロテック、研究受託
問い合わせURL: https://www.araya.org/contact

プレスリリース(PDFファイル)

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社アラヤ  広報担当:浅井
ホームページ:https://www.vl.araya.org/
e-mail:vl@araya.org