「学術情報メディアセンターセミナー Web3時代の新しい研究スタイル」登壇のお知らせ 9/20(火)16:45〜
研究開発部リサーチャーの濱田が京都大学学術情報メディアセンター主催のイベント「学術情報メディアセンターセミナー」にて分散型サイエンスの誕生と可能性について、講演を行います。ぜひお聞きください。
日時:2022/09/20(火)16時45分〜18時15分
場所:Zoomによるオンライン開催
参加費用:無料
参加申込み: ミーティング登録 – Zoom
【申込期限:9月16日(金)12時】
プログラム:
◆16時45分~17時30分
講演者:柴藤 亮介(アカデミスト株式会社 代表取締役CEO)
講演題目:Web3時代の学術系クラウドファンディング
講演概要:研究者が自身の研究活動をインターネット上で発信することでサポーターを募る「学術系クラウドファンディング」の誕生から10年が経ちました。クラウドファンディング自体は社会に浸透してきましたが、学術系クラウドファンディングはどのような状況なのでしょうか。本講演では、学術系クラウドファンディングの現状と課題を整理した後、最近注目を集めているweb3の観点から学術系クラウドファンディングを再考していきます。
◆17時30分~18時15分
講演者:濱田 太陽(株式会社アラヤ リサーチャー)
講演題目:分散型サイエンスの誕生と可能性
講演概要:インターネットを通じて研究者のみならず市民もサイエンスへ参加が可能になったり、サイエンスのプロセスや結果が透明化されたり、オープンサイエンスの基盤が進んでいます。しかし、オープンサイエンスに参加するインセンティブがなく、市民だけでなく研究者の参画が進まない部分も明らかになってきました。ブロックチェーン技術の発展により非代替性トークン(NFT)などのインセンティブの設計が可能になり、サイエンスのインセンティブの再設計を行う分散型サイエンスと呼ばれるムーブメントが生まれつつあります。分散型サイエンスでは、特定の研究機関等から自立した組織運営をトークンで行なったり、特許(IP)をNFTと紐づけて共同で保有したり、研究で得られるデータのライセンスアウトする取り組みも始まっています。本発表では、分散型サイエンスの背景と可能性について議論します。
主催: 京都大学 学術情報メディアセンター
お問い合せ先:
ご質問等は、下記URLからお願いいたします。
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/event/2592.html